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山脇

(2006年3月入社)
 
機械製造の仕事は、優れた製品をつくりだすと同時に、お客様とのコミュニケーションを十分にとることが大切です。
山脇
担当している仕事は、機械の製造全般です。
部品の加工から組み立て、現場での出張工事、メンテナンスなど、
全工程に渡っています。
 
ものづくりの中でも、機械の製造は時間がかかる仕事です。
設計図を見ながら、鋼材から寸法をとって、裁断したり穴を開けたり、溶接したりしてパーツを準備し、それらを最終の機械へと組み立て上げていきます。
 
最初は部品からのスタートですが、
次第にひとつの機械として姿が立ち上がっていくのを見るのは楽しい作業です。
 
機械製造は、担当した機械に対して、
最後まで責任を負うという姿勢がなければ、お客様の信頼は得られません。
 
納入した機械に万一不具合が生じた時には、すぐに現場に出向いて不具合の原因を特定し、
手直しが必要な場合は、その部品を準備してメンテナンスに当たります。
 
設計部と連絡を密にしながら、資材の調整や納期の確認を怠らないようにしています。
 
このように、小回りが利くという点も、機械製造企業の重要な能力のひとつだと思います。
不具合があれば即急行し、その場で問題解決を要望されたら、プロフェッショナルらしく適切に対処することができる。こうしたスキルがあってこそのメーカーだと思っています。
 
自分たちが据え付けた機械のすぐ向こうにはお客様がいるわけですから、
そういう意味では我々の仕事は、製造業とはいえ接客業と同じです。
 
メーカーは機械がつくれて当たり前。
さらにそこから一歩踏み込んで、お客様に充分ご満足いただけるように、
製品の品質を担保すると同時に、お客様とコミュニケーションを十分にとることが大切な業務のひとつです。
それら一連の行動がつながってお客様満足が高まり、企業の信頼性に帰結すると信じています。
 

― 仕事の楽しみは?

山脇
この仕事をしていて楽しいのは、自分が頭の中で思い描いたことが、形として具現化できるところです。
 
できるかな、どうかな、という一抹の不安が残る地点からスタートして、
それができるという確信に次第に変化し、機械として形になり、最終的にちゃんと動いた時の達成感は、何ものにも代え難い喜びがあります。
 
ただしこれは個人的な趣味の世界とは違い、あくまで仕事の話ですので、楽しさを味わう以上に重い責任感とプレッシャーを常日頃から感じています。
 
それだけに、お客様から依頼を受けて即対応ができ、お客様が笑顔で喜んでくださった時には、
こちらもほっとすると同時に、大きな充実感に包まれます。
 

― 将来について

今後の課題としては、個人的には仕事柄必要な資格を、ひとつでも多く取得したいと思っています。
専門学校時代にガス溶接の資格を取得。
会社に入ってからは、たま掛け、天井クレーン、フォークリフトなどの免許を取得しました。
このあとも、移動式クレーン、高所作業者、足場を組む資格などの取得を狙っています。
 
企業全体の課題としては、会社をもっと働きやすい環境にするために、従業員自らが考えて、カイゼンに着手していきたいと思っています。
 
若い人たちが働きやすい職場にするには、どうしていけばいいか。
時間はかかると思いますが、できるところからひとつずつ取り組んでいきたいと思っています。

― 私の趣味

満一才になる子供と遊ぶことが、今は一番の楽しみであり、趣味みたいなものです。
可愛い盛りなので、一緒にいると心が癒されて、とてもリラックスできます。
 
スポーツでは、小学校1年から高校3年まで剣道、高校では合気道をしていました。
専門学校に入ると一転して、ジムカーナというバイクスポーツに熱中していました。
白バイの隊員が励行するような、安全運転講習を受けに行ったりしたほどです。
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