こちらでは製品の製造工程をご紹介いたします。
当社では機械設備の設計製作、メンテナンスや改良など、さまざまなニーズにお応えできます。
【対応範囲】段ボール/紙器関連機器の附帯装置/省力化装置/自動化装置/環境(水処理・集塵)装置/オートフィーダー/搬送装置 など
【対応範囲】段ボール/紙器関連機器の附帯装置/省力化装置/自動化装置/環境(水処理・集塵)装置/オートフィーダー/搬送装置 など
1
客先仕様打ち合わせ
まずは、お客様のニーズをヒアリング、打ち合わせを行います。
用途や仕様、どの程度の性能を必要としておられるのか、ご予算はどのくらいなのか、打ち合わせの内容をもとに、機械設備の基本的な仕様書を作成し、ご提案、お見積りします。
用途や仕様、どの程度の性能を必要としておられるのか、ご予算はどのくらいなのか、打ち合わせの内容をもとに、機械設備の基本的な仕様書を作成し、ご提案、お見積りします。
2
社内工程管理打ち合わせ
お客様にご提案内容やお見積りにご承認を頂きましたら、社内会議を行います。
情報を共有して、ご依頼内容を全員が正しく理解します。
また、製造の流れをまとめ、納期通り進められるようスケジュールを制作します。
情報を共有して、ご依頼内容を全員が正しく理解します。
また、製造の流れをまとめ、納期通り進められるようスケジュールを制作します。
3
設計
製造する機械設備に関わる情報をもとに、基本設計を行います。
素材から仕様まで具体的な設計図を起こします。お客様が設計されたものでも対応可能です。
その後、部品を一つひとつに分解したバラ図の設計をします。
次にバラ図をもとに加工データを作成して、データ入力を行います。
寸法や形状に少しでもミスをすると、組み立ての段階でズレやゆがみ生じたり、うまく稼動しないなどというトラブルが起きる原因となりますので、細心の注意を払って行います。
素材から仕様まで具体的な設計図を起こします。お客様が設計されたものでも対応可能です。
その後、部品を一つひとつに分解したバラ図の設計をします。
次にバラ図をもとに加工データを作成して、データ入力を行います。
寸法や形状に少しでもミスをすると、組み立ての段階でズレやゆがみ生じたり、うまく稼動しないなどというトラブルが起きる原因となりますので、細心の注意を払って行います。
4
資材管理
メーカーの既製品など資材・部品の調達、外注依頼・管理を行います。
20社程度の信頼をおける協力会社と連携して製造しています。
会社によって、得て不得手があり、製作精度やコスト、許容量も異なります。
案件内容、納期、予算などを考慮して最適な外注先に発注します。
また購入部品は、品種も量も多く、似たようなものが多くあります。
安いものも多く出回っています。コストはもちろんですが、品質の良い信頼できる部品を選んでいます。
資材の調達や、外注への依頼が遅くなると、その分納期も遅れてしまいます。
納期を徹底するために、素早く判断して発注・依頼できるよう心がけています。
20社程度の信頼をおける協力会社と連携して製造しています。
会社によって、得て不得手があり、製作精度やコスト、許容量も異なります。
案件内容、納期、予算などを考慮して最適な外注先に発注します。
また購入部品は、品種も量も多く、似たようなものが多くあります。
安いものも多く出回っています。コストはもちろんですが、品質の良い信頼できる部品を選んでいます。
資材の調達や、外注への依頼が遅くなると、その分納期も遅れてしまいます。
納期を徹底するために、素早く判断して発注・依頼できるよう心がけています。
5
製造
シャーリング
バラ図をもとに鉄板を指定されたサイズに切る工程です。
切断できる幅は、1,200mm~2,400mm、厚みは1.6~9mmです。
できるだけ材料の無駄が出ないように考えて切断をしています。
できるだけ材料の無駄が出ないように考えて切断をしています。
フライス(削る)
鉄板を薄くしたり、幅を短くしたり、また、表面をまっすぐにしたり、溝を彫るなどの工程です。
エンドミルという刃物を回転させ、工作物を直線運動させて、平面の削り出しや穴あけ、溝の加工などを行います。
対応できる幅は、200mm~600mm程度です。
エンドミルという刃物を回転させ、工作物を直線運動させて、平面の削り出しや穴あけ、溝の加工などを行います。
対応できる幅は、200mm~600mm程度です。
旋盤加工(削る)
丸いものをもっと小さく削ったり、薄くしたりする工程です。
丸棒、パイプなど工作物を回転させ、その回転しているものにバイト(刃物)を当てます。
バイトが直線運動(送り運動)をすることによって形状を作ります。
丸棒、パイプなど工作物を回転させ、その回転しているものにバイト(刃物)を当てます。
バイトが直線運動(送り運動)をすることによって形状を作ります。
ボール盤(穴あけ)
鉄板に穴をあける工程です。
少しでも穴の位置がずれると、スムーズに組み立てられなかったり、ネジが締まらなかったりします。
少しの誤差も生じないよう位置や寸法をしっかり確認して穴をあけています。
少しでも穴の位置がずれると、スムーズに組み立てられなかったり、ネジが締まらなかったりします。
少しの誤差も生じないよう位置や寸法をしっかり確認して穴をあけています。
プレス加工(曲げ)
鉄板を曲げる工程です。90度まで曲げることが可能です。
溶接加工
溶接棒の電極で鉄と鉄とを繋ぎ合わせ、強度をもたせます。
6
組み立て
塗装 「塗装前準備→品質チェック→下塗り→本塗り」
まずは、塗装前の準備を行います。
品質チェックをし、脱脂剤を使って表面の脂分を綺麗にふき取ります。次に、バリや錆がないか確認し、あればバリ取りや錆落としをします。
その後、スプレーガンで数回に分けて下塗りをします。1度塗った後はしっかり乾燥させてから重ね塗りしていきます。しっかり乾燥させていないと、塗料が垂れてしまいます。
下塗りは、耐食性、加工性、溶接性に優れたジンクライトを使用しています。
下塗りの後1日置いて乾かし、本塗りを行います。
本塗りも先に6割くらい塗って、乾かしてから重ね塗りをします。
組み立て
図面通りの寸法で組み立てる工程です。
何をするための機械なのか、どういう動きをするのかを把握すると、どんな部品がつくのか、何を基準に取り付ける角度を決めるのかなどがわかり、作業スピードが上がります。
ポイントはどこなのか重点をつかんで組み立てていきます。
検査・試運転
基本的に電気・ソフト関係は専門の協力会社さんに依頼していますが、電気についても基本知識として必要ですので社員も勉強しています。
試運転は、お客様立会いのもと行い、必要に応じて手直しをします。
試運転は、お客様立会いのもと行い、必要に応じて手直しをします。
化粧直し
出荷前に組み立てる際についた汚れを落とし磨きあげます。
塗装の後に穴をあけたり、電気系統の作業工程で加工したりする場合もありますので、
そういった部分のお色直しも行います。
塗装の後に穴をあけたり、電気系統の作業工程で加工したりする場合もありますので、
そういった部分のお色直しも行います。
出荷
しっかりと梱包して出荷し、現場で据え付けを行います。
新規の機械の場合は現場で多少の要望などが出る場合がありますので、その場でできることは対応いたします。
担当者からひとこと
塗装は乾かす時間を短くしたり、重ね塗りの回数を減らしたりすることでスピードを上げることは可能です。しかし、そうすることで当然仕上がり悪くなります。性能には響かなくても、綺麗に仕上げることも重要だと考えています。
組み立てる時も同様です。例えば、穴の直径は余裕をもたせてあります。多少一方に片寄っていても組んでいくことはできますし、不具合が出るとも限りません。
たとえそこまで精密なものを要求されていなくても、常に芯に合わせて取り付けるようにしています。
できる限りの最善を尽くす、シビアに組み立てていくことが基本だと考えています。
組み立てる時も同様です。例えば、穴の直径は余裕をもたせてあります。多少一方に片寄っていても組んでいくことはできますし、不具合が出るとも限りません。
たとえそこまで精密なものを要求されていなくても、常に芯に合わせて取り付けるようにしています。
できる限りの最善を尽くす、シビアに組み立てていくことが基本だと考えています。
7
アフターサービス
改良工事・改造工事
現場の仕事のやり方に合わせて、より効率的に、より便利にしたいなどというご要望や、製造ラインの前後の機械が新しくなって、今のままの機械では仕様が合わないなどといった場合に機械の改造を行います。
また、段ボールは強くて、紙やすりで削っているように鉄であっても少しずつ摩耗していきます。
長年使い続けた機械の摩耗した部分を分厚い鉄板に取り替えたり、ゆるくなった取り付けボルトをつけ変えたりといった補強なども行っています。
また、段ボールは強くて、紙やすりで削っているように鉄であっても少しずつ摩耗していきます。
長年使い続けた機械の摩耗した部分を分厚い鉄板に取り替えたり、ゆるくなった取り付けボルトをつけ変えたりといった補強なども行っています。
メンテナンス
ご希望により定期点検(有料)を行います。
動作音が変わって来たとか、振動が大きくなった、熱をもつようになった、能力が低下してきたなど、多少でも変化を感じられましたら、早めにご連絡をください。
何らかの原因で動きが悪くなっている状態で使い続けることで、部品が破損する場合もあります。
故障の兆候、小さな異常を見逃さないよう注意して、故障する前に対処することを強くお勧めします。
動作音が変わって来たとか、振動が大きくなった、熱をもつようになった、能力が低下してきたなど、多少でも変化を感じられましたら、早めにご連絡をください。
何らかの原因で動きが悪くなっている状態で使い続けることで、部品が破損する場合もあります。
故障の兆候、小さな異常を見逃さないよう注意して、故障する前に対処することを強くお勧めします。