●シャーリング
バラ図をもとに鉄板を指定されたサイズに切る工程です。
切断できる幅は、1200~2400mm、厚みは1.6~9mmです。
出来るだけ材料の無駄がでないように考えて切断をしています。
●フライス(削る)
鉄板を薄くしたり、幅を短くしたり、また、表面をまっすぐにしたり、溝を彫るなどの工程です。
エンドミルという刃物を回転させ、工作物を直線運動させて、
平面の削り出しや穴開け、溝の加工などを行います。
対応できる幅は、200mm~600mm程度です。
●旋盤加工(削る)
丸いものをもっと小さく削ったり、薄くしたりする工程です。
丸棒、パイプなど工作物を回転させ、その回転している物にバイト(刃物)を当てます。
バイトが直線運動(送り運動)をすることによって形状を作ります。
●ボール盤(穴あけ)
鉄板に穴を開ける工程です。
少しでも穴の位置がずれると、スムーズに組み立てられなかったり、ネジが締まらなかったりします。
少しの誤差も生じないよう位置や寸法をしっかり確認して穴をあけています。
●プレス加工(曲げ)
鉄板を曲げる工程です。
90度まで曲げることが可能です。
●溶接加工
溶接棒の電極で鉄と鉄とを繋ぎ合わせ、強度をもたせます。
担当者紹介
弊社では、人材育成に力をいれております。
高校卒業の未経験者でも現場で指導し、後々自分の力になるように育てています。
中小企業なので、誰でも何でもできるように教えています。
勉強して免許取得も可能です。
育てる上で技術はもちろんのこと、安全面に特に注意を払っています。
製造の現場は、危険が伴います。
モノを切るとき、手を切る恐れがあります。
回転して削ったり、穴をあけたりする場合は、
手袋や作業服の袖などが巻き込まれる恐れがあります。
機械が下りてくるところに手を持っていけばつぶされます。
モノを削れば切子が飛びます。
袖などが絡まないよう手の甲をつけること。
切子が目に入らないように、
作業するときには必ずめがねを着用すること。
溶接ではたいへん熱い赤外線が発生します。
目を焼かないようしっかりと面をつけたり、
皮のエプロンや長い手袋をするよう
日頃から注意を促しています。
慣れてきた頃に油断がでるものです。
新人に限らず、いつでも集中して作業するよう指導をしています。